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米ネブラスカ州で原発が水没! [サイエンス]

なんと、アメリカのネブラスカ州にある原子力発電所が洪水により水没。レベル4になろうかという状況のようです。

Airspace Over Flooded Nebraska Nuclear Power Plant Still Closed」(英文)

 まず6月7日に火災が発生し、使用済み燃料プールの冷却装置が90分間にわたり停止。この間に冷却水が沸騰し燃料棒が露出したようです。

そして先週からのミズーリ川の氾濫により現在このフォート・カルホーン原子力発電所は水没中。
半径2マイル(約3.6Km)圏内上空は飛行禁止にもなっています。
また、この原発はオマハ市(人口約100万人)から車で20分ほどの距離にあるようです。
ただ幸いなことに燃料交換中でもあったので、原子炉内には燃料がないようです。
そして専門家たちは施設は水没しているが肝心な場所には冠水していないという希望的観測をしているようでもあります。

なんだかなぁ。発生確率が極めて低い事象は続けて起こりがち(ポアソン分布に従うので)。
とはいえ、福島原発に続いてネブラスカでも。次にどこかで想定外の事故が発生してもおかしくないですよねぇ...
なんとか大きな被害にならず収束して欲しいものです。

それにしても、一億総原発評論家と化している日本人からみると、

・原子炉に燃料はなくて、燃料プールの冷却が停まったのか。4号機と同じだね。
・水没してるということはもしかして川に放射性物質が漏出してるの? 太平洋に流しているのと同じだね。
・車で20分のところに大都市が? 福島よりヤバいじゃん!
・専門家は冠水してないから大丈夫と? いたいた、日本にも大丈夫と言い張る専門家がw

という感じで、どういう状況かおおよそ見当がついてしまって、これはこれで悲しいです。 


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