フランスの各処理施設で爆発事故 [サイエンス]
この手のニュースにはどうしても敏感になってしまいます。
数時間前にフランスのマルクール原子力地区で爆発があり、1名が死亡、数人が負傷したと報じられています。
また気になる放射能汚染の状況ですが、今のところは漏出は認められないようで、その点はなによりです。
なお爆発があったのは放射能汚染物質の処理施設で、焼却炉だか溶解炉が爆発したようです。
情報が錯綜していて定かではありませんが。
しかしこのマルクール原子力地区、Wikipediaによると高速増殖炉フェニックはあるしMOX燃料の製造工場はあるし、もしかしたら単なる事故ではなくてテロの標的にされたのでは・・などと妄想してしまいます。
南仏の都市アヴィニョンの近く、そして地中海にも近く、放射能が漏出したりしたら被害は甚大ですもんね。
とりあえず、ロイターとUSA Todayのサイトで常時アップデートをチェックしていますが、あまり情報が出てこないようです。
それにしても、「”今のところは”放射能の漏出はない」という言い方は、最近どこかで聞いたことあるなぁ(笑
あと、南仏プロヴァンスのぶどう畑が広がる地帯でもあり、今後の風評被害も心配ですね。
今夜2号機の二重扉を開放へ・・ [サイエンス]
- 外出は控えて窓は開けない
- 外出の際はマスク着用
- マスクは外から帰って来たら玄関の外でビニール袋に入れるか外側を内側に折り曲げて捨て、絶対に再使用しない
- 外出後は玄関の外で服と髪の毛も埃落とすみたいにパタパタする
- 家に入ったらすぐに手洗いとうがい
- 放射性物質は髪の毛に吸収されやすいから特に子供には帽子
米ネブラスカ州で原発が水没! [サイエンス]
なんと、アメリカのネブラスカ州にある原子力発電所が洪水により水没。レベル4になろうかという状況のようです。
「Airspace Over Flooded Nebraska Nuclear Power Plant Still Closed」(英文)
まず6月7日に火災が発生し、使用済み燃料プールの冷却装置が90分間にわたり停止。この間に冷却水が沸騰し燃料棒が露出したようです。
そして先週からのミズーリ川の氾濫により現在このフォート・カルホーン原子力発電所は水没中。
半径2マイル(約3.6Km)圏内上空は飛行禁止にもなっています。
また、この原発はオマハ市(人口約100万人)から車で20分ほどの距離にあるようです。
ただ幸いなことに燃料交換中でもあったので、原子炉内には燃料がないようです。
そして専門家たちは施設は水没しているが肝心な場所には冠水していないという希望的観測をしているようでもあります。
なんだかなぁ。発生確率が極めて低い事象は続けて起こりがち(ポアソン分布に従うので)。
とはいえ、福島原発に続いてネブラスカでも。次にどこかで想定外の事故が発生してもおかしくないですよねぇ...
なんとか大きな被害にならず収束して欲しいものです。
それにしても、一億総原発評論家と化している日本人からみると、
・原子炉に燃料はなくて、燃料プールの冷却が停まったのか。4号機と同じだね。
・水没してるということはもしかして川に放射性物質が漏出してるの? 太平洋に流しているのと同じだね。
・車で20分のところに大都市が? 福島よりヤバいじゃん!
・専門家は冠水してないから大丈夫と? いたいた、日本にも大丈夫と言い張る専門家がw
という感じで、どういう状況かおおよそ見当がついてしまって、これはこれで悲しいです。
SPEEDI のデータが「見つかった」 [サイエンス]
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「東電の不作為は犯罪的」 [サイエンス]
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東電内部文書入手!「フクシマは止められない」 [サイエンス]
瓦礫の画像に写る白い点・・ [サイエンス]
上田市の下水処理施設からセシウム!・・だが [サイエンス]
上田市は福島県や関東地方などの下水処理場の汚泥から放射性物質が検出されたことを受けて市内にある下水処理場の汚泥や焼却灰を東京の検査機関に送り、調査を依頼しました。その結果、上田終末処理場の焼却灰からは「セシウム134」が1キロあたり840ベクレル、「セシウム137」が1キロあたり920ベクレル、それぞれ検出されました。