米国企業との雇用契約 [その他]
今日、新たに入社することになったアメリカの会社との雇用契約が成立しました。
実際の勤務開始は8月29日からですが。
日本の企業の場合だと「労働条件通知書」みたいなものが渡され、仕事の内容、就業場所や就業時間、休日や賃金の定めが書かれたペラ1,2枚ですが、今回私がサインしたのは全5ページの契約書。
会社と社員それぞれの定義、役割、法的立場、すべき事/すべきでない事の列挙でまず1枚。
コンプライアンス、守秘義務事項、細則などで2枚。
仕事の詳細(いわゆるジョブ・ディスクリプション)と責任範囲の決め事、そして給与等の詳細に2枚。
さすが契約社会の雇用契約書という感じですね。
ただ日本の法律に合致するかというとそうでないと思われる部分もあるので、日本で法人化する際にはきちんと日本の労働基準法に合致する内容に修正しないといけなさそうです。
給与の支払い方法、賞与の計算方法と支払い方法などは、ほぼ日本の会社と同じ。
一部へぇ〜そういうやり方もあるのかと興味深い点はありますが。
あと、携帯電話とモバイルデータ通信は会社負担(一定額まで)。
私は営業職ではないので、これは要するに外出している時も仕事が出来る環境を用意するよということですね。
さらに、自宅のインターネット回線も会社負担です。
これは残業分は家に仕事を持ち帰って・・という理由ではなく、あらかじめ自宅勤務を想定しているからです。
実際、サンフランシスコでの勤務状況を尋ねてみると、特に必要がなければ出社しないで自宅で仕事をすることも多いそうです。
確かに、電話会議などをすると、時々後ろのほうで子供が遊ぶ声が聞こえたり、奥さんと買い物の相談をしている声が聞こえたりしますからね(笑
この辺りは日本でも積極的に見習いたいですね。
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